今回は賃貸併用住宅を建てるにあたって、積水ハウスを選んだ理由を記載します。
全て実体験としての記録です
賃貸併用住宅を建てるにあたって、大手建築会社に加えて地場の工務店も含めると大体10社ほどに話を伺い、最終的には5社に見積もりを依頼しました。
見積もりはメーカーによって提案する間取りに違いあれど、総面積はさほど変わりません。ほぼほぼ見積もりの前提は揃っていたものの、なんと一番高いメーカーと一番安いメーカーの価格差は約3,000万円ほどありました
賃貸併用住宅を建てるにあたって現金での支払いは難しく、35年ローン(正しくは、事業ローン)を利用しました。
もちろん最初は建築費の差ばかり見ていました。その理屈だと数百万円安くなるなら、そのぶん得になります。5社の見積もりを並べて、いちばん安いところを探していた。
この見方は、単純に建築費を35年で割ることになります。
仮に300万円の差なら、35年で年8.6万円、月7,143円。確かに得ではあります。
ただ建築後に動き続ける数字は、支出ではなく収入のほうです。
福岡だと賃料が高騰、また国全体でもインフレの方向に向かっていることを踏まえると、費用よりもどれほど今後賃料を上げる余地があるか、つまり見るべきは建築費÷35年ではなく、賃料収入×入居率×35年という見方に変えました。
軸を変えると、順位が入れ替わります。
ここまで記載の通り建築費だけではなく、40年先までの収支シミュレーションをみて判断することにしました。
結論を書くと、シャーメゾンでおなじみの積水ハウスに決めました。
詳細は割愛するものの、40年で見た時の手元に残るお金はほかのメーカーと比べて約800万円ほど高くなる想定でした。
それはつまりブランドです。
確かに積水ハウスはどこよりも高かったです。住居部分1室=賃貸部分3室の小規模賃貸併用住宅にも関わらず、約3,000万円の差がありました。
しかしそれ以上にシャーメゾンというブランドを担保にした賃料設定はどこよりも高く、仮に40年後の賃料もおそらく一番高いだろうという想定から積水ハウスにしました。
シャーメゾンという名前が入居者の安心感につながっているのか、これは分かりません。
しかし一つ言えるのは、他のハウスメーカーよりも高い賃料設定をしたにも関わらず、募集を始めてから2週間以内に申込みが入ったことです。
そして現時点で**空室ゼロで稼働しています。*
シャーメゾンの名前なのか、間取りなのか。1棟3戸では切り分けられません。これから退去と再募集を2回か3回経験するまでは、この件について言えることはない。
高く建てて満室を維持したほうが、長い目でお得。ただしこれは、賃貸需要のあるエリアだから成立しるのも事実です。
借り手がいない場所で高く建てても、ただ高いだけで終わる。建築費と賃料のどちらを取るかは、その土地に借り手がつく前提の上の話です。
私が建てた福岡の土地条件を踏まえて、最も高い積水ハウスが選んだ。つまり条件が違えば別の会社が勝つ。
判断が正しかったかどうかは、まだ分からない。40年ローンのうち、まだ最初の1年も終わっていない。